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10年前のルンバがいまだ健在! アフターサービスが世界を制す! 

こんにちは。

 

皆さん、ルンバって使ってますか? 一昔前は、なんだかロボットが掃除するなんてきちんと掃除できるのか?とかいろいろ思われていてなかなか浸透してなかったものだった気がします。

 

その後、似たようなものを日本のメーカーも参入してきて、ちょっとずつ認知されてきた気がします。

 

自分もルンバを使い始めて10年を超えました。 そしてそのルンバはいまだに会長に動いてくれます。

 

実は、ルンバを決めた購入はかなり変ないきさつで、当時中東に出向していた際に、お手伝いさんを雇いなさいと言う指示?というか、強い推奨を会社から言われました。

 

中東には、お手伝いさんが住み込む用の部屋があったり、カギを渡して、いない間に身の回りのお手伝いをしてもらうのですが、どうしても場所はあるとはいえ、大体のものを自分でできるドバイでなんでそこまでしなきゃいけないのか? 

 

日本だと単なるサラリーマンなのにw

 

さらに、大体知らない人が家に入ってくる?なんてありえないと思ってました。

 

そこで、お手伝いさんを雇うぐらいなら、お掃除ロボット買うのでそれで勘弁してくれ!って伝えて、当時UAEでは売ってなかったので、アメリカから取り寄せました。

 

実は日本で10万円近くする機種も送料合わせても7-8万円で手に入った気がします。言った手前、ルンバのことを色々調べたら、いわゆるブロック構造になっていて、交換部品をポン付けするようにできていました。 

 

DIY最先端のアメリカならではの考え方ですね。

 

これって何がすごいかというと、故障している個所さえわかれば、自分ですぐに直せるってことなんです。

 

本体は値段がそこそこするので、なかなか買い換えないですが、部品交換を安く簡単に自分で出来ることで、長く愛用してもらおうという発想です。

 

これ、プリンターと似てないですか?

プリンターも本体なんてタダ同然で配ってもいいけど、インクを買ってもらうことで、継続的な売り上げを得るというビジネスモデルですね。 なんとなくサブスクの先駆けって感じの売り方だなぁって思っていました。

 

部品が安いので、ある程度交換が必要そうなものをある程度購入しストックしていましたが、やっぱり前方の3枚ブラシがくるくる回るところが最近うまく回ってないなと思って、見てみました。

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赤丸の部分がうまく動かなくなった箇所です。

 

丁度ブラシが一つ切れてしまったので、何かに引っかかって切れてその時に羽が軸とうまくかみ合ってないだけかな?と思って羽を交換しましたが、やっぱりうまく動いてない。

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さらに分解してみたら、ブラシに直結している軸の受けが少し楕円形になっていました。自分もモノづくりの端くれですが、ここは回転体なので、こうなるともうどうしようもないです。

 

という事でストックしていたアッセンブリと交換しました。

ルンバの裏蓋は、プラスのねじ4本で留まっているだけです。そして、アッシーもプラスのねじ2本を外すだけで交換可能です。

 

とっても簡単!!!

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説明書も、IKEAみたいな絵だけで、皆がうーんってなることもなくちゃんと絵と文字で教えてくれます。 簡単ですけど、この辺が欧州とアメリカの違いだなぁって思います(〃艸〃)ムフッ

 

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そして、無事快調に動き出しました!! 

 

新しい機能が付いたルンバがいっぱい出ていますが、10年も一緒にいると愛着がわきますし、自分と一緒に、ドバイ→東京→パリとずっと一緒にいるので、部品が世の中にあり続ける限り、メンテして一緒に暮らそうと思います。

 

人間と同じ、定期的にきれいにしたり、リフレッシュすることで、ものも長生きするんです!

 

お持ちの方は、定期的な掃除をして長く愛用してください。 ぜひ壊れていなくても裏蓋をたまに開けてみてください。隙間に結構埃が潜んでますので!!

 

IROBOTの製品は自分が思うに、制御のプログラムを売りにしているのだと思いますので、物理的な部品は簡単に交換できるようになっています。

 

品質はどうかわかりませんが、純正品以外にもどんどん出ています。

 

すっごく隙間に埃がたまっていますので、こういうのをたまに掃除してあげることで、本当に長生きしますし、何か壊れても部品は山のように世の中にあり、簡単に直せます。

 

私も10年使っていて、バッテリー3回、ブラシが4-5回、空気の吸い込みフィルターを年に一回ぐらいだけです。後は今回のブラシのアッセンブリを交換した位で、その他は何もいじっていなく、ただ、定期的にきれいにお掃除をしていました。

 

こういう風に長く使えると、万が一新しいのを購入って思っても、また同じ会社のものを買いたくなりますよね!

 

毎日勝手に掃除してくれて、本当に助かってますし、こんなに長生きするなんて😢 感動ものです! 

 

こういう会社と考え方のモノを持つと、やっぱりアフターサービスがしっかりしているという意味は何なんだろうなぁと、いい意味で改めて考えさせられます。 

 

まさに、顧客の心をつかみ、それでいてちゃんと部品も売り上げに貢献してくれるビジネス。最初の本体購入だけでなんとかしようというのは、世の中、電化製品も、車とか大きいものは特に無理があります。 

 

アフターサービスが世界を制す!こはこのことだなぁって思います。

 

色々分解して構造をチェックしてきた10年の経験で、何かルンバユーザーで気になるところや交換方法の相談があれば、ぜひコメントしてくださいw 何かアドバイスできるかもしれません。

 

ちなみに、ラテはいつまでたってもルンバが苦手で、昔からルンバとのソーシャルディスタンスをちゃんと守っています笑

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