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一発でフィナンシャルプランナー2級をとれるか? 取り掛かるまでのモチベーション

こんにちはー。

 

今日は少し勉強方法について、ご紹介します。

自分は実際に、会社では全く必要でない資格ですが、多くの金融系、保険、不動産等々にお勤めの方は、必須でとらなければならないという場合もあると思います。

 

でも、社会人になるとなかなか時間も取れなかったり勉強するモチベーションがなかったり。。。自分もそうでした。

 

よく周りの方から言われるのが、過去問をひたすら解けばいいよ!って言われましたが、それは確かにそうだと思います。 

 

でも、基礎ができてないのに、それやってもかなりのモチベーションがない人はやめたほうがいいと思います。 

 

自分は、0からだったのと、AFP認定研修を受けないと2級の受験資格がなかったので、認定が取れる通信のビジネススクールで勉強を行うことにしました。選んだ理由は別の記事で書きますねー。

 

これが本当にいろいろ勉強も含めて有効だったので、ぜひ2級をいきなり取ろうと思う方は、お勧めします! 

 

正直なところ、2か月で、ある程度受かるな、という気持ちにまでもっていくこともできました!!

 

そこで、実際に勉強と試験が終わって、勉強方法ととっかかりに関して、感じたことは以下です。

 

私が実際に感じたことは、

 

過去問をひたすら解いて合格する人

・丸暗記できる人

・なぜその問題の回答がこうなのかを、答えを見て理解して、それを説明できる人

 

過去問だけで合格を目指すのに向いてない人

・過去問をこなせば、同じ問題が出ると期待している人

・時間がない人

 

そうなんです。時間がない人こそ、過去問だけをやるのを避けたほうがいいと思います!

自分は過去問を見て、なんとなくわかっている設問もあり、いける!と思うことはありましたが、結局はきちんと説明できずに回答がなんでこうなるのか理解できず、結構スタックしました。。。

 

例えば、所得控除の問題で、以下の問題が出たとします。 これ実際に学科で2020年1月の試験に出た問題です。

f:id:latte_paris:20201001202017p:plain

※日本FP協会、FP2試験からの抜粋

 

どうですか? 過去問だけやる方は、各選択がなぜ正解か、間違ってるかを線引きしてみてください。それでけで正解率が上がります。 ちなみに医療費控除は多くの方が理解されていると思いますが、実際にはどういう計算かはっきりご存じの方は少ないと思います。

 

医療費控除は、上限がまず200万円です。

そして、実際のかかった費用ー保険等で補填した金額ー10万円(または所得の5%のどちらか低い方)

 

これって、200万円以上は控除できないってことなんですが、わかりませんよね? そんな額ふつう使うことないので。。。

 

さらに、10万円を差っ引いてということをご存じの方は多いかもしれませんが、実際には、保険等で補填した額を差し引かないとだめなんです。 そして、さらに10万円または、所得の5%のどちらか少ない方を差し引きます。

 

これって、年収200万円未満の場合は、10万円を引くのではなく、5%を適用しますということです。

 

この辺がひっかけになるんです。。。

 

これを一度基礎を学習しておくと、すっごく簡単に答えが見つけ出せるんです。

 

この問題は、読み返すと全額控除できるのはどれだ?ということですよね。

社会保険料

②医療費

地震保険

④生命保険

 

答えは①なんですが、その理由は以下の通りです。 会社員の方で年末調整している方は、源泉徴収票を見ればすぐわかるやつですので、なじみがあるかと思います。

 

まず簡単なところで、③と④は旧5万円と新4万円と保険契約時期で計算は変わりますが、基本は同じで、控除額の上限があります。 ということで違いますね。

 

次に②は、これも上限200万円と大きいですが、ありますね。さらに保険の補填分+10万円or所得の5%を先に引かないとだめなんです。 ということでちがいますね。

 

①は社会保険の控除なんですが、これはサラリーマンの場合、会社と折半します。ただ、個人が負担した分は基本的に全額社会保険控除できます。

 

簡単でしょ。って思う方もいると思いますが、

 

ここが3級と2級の大きな違いなんです。

 

この問題は正解できても、他の設問でしくじる可能性があるんです。。。

 

下記を見てください。

同じく2019年の設問です。

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これ、正解は2です。

この設問はちょっとひっかけで不適切なものを選べ!っとなっています。

 

先の問題で、医療費控除の計算

実際のかかった医療費ー保険等で補填される金額ー10万円(or総所得の5%)なので、

これ知ってるだけで、①は消せます。 

注意:たまにこの5%を何かの計算式と混同させるため、10%や6%などと書かれている場合は、速攻それが間違いだと気づいてください、ここの数字を見ることは何気に大事です!

②も風邪薬など処方箋がないものも対応可です。

④は、人間ドックなどは対象外ですが、そこで病気が発覚したらそれは医療費に含んでOKなんです。

 

このように、基礎を知っておくことで、自動的に消せる選択ができますし、これ知っておくことで、実技も簡単に溶ける問題が出る場合もあります。

 

なので、時間のない人ほど、計算式を隅から隅まで覚えておく必要はないですが、知ってると知ってないで、消せる選択が一瞬でわかり、後々楽になるんです。

 

また別の記事で書こうと思いますが、基本的にタックスや所得税計算などは、これは自分の考え方ですが、まずは言葉を知っておくことと、サラリーマンの場合給料をベースとした計算の方法を知っておくことで非常に理解しやすくなります。

 

ということで、これから試験を受ける方や受けようとしている方がいれば、ぜひコメントください。 勉強&試験を受けたばかりなので、結構ホットな返信ができると思います笑

 

次回は、実際の勉強方法とポイントを少しお話ししたいと思いますー。

 

ではではー。